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8.22021
ウッドデッキ工事
今回は屋根付き3m×9mのウッドデッキのご依頼です。
独立基礎に柱を立てて、梁と母屋をかけていきます。実際に組み上げると、設計図で見るよりかなり大きく感じます。
奥にちらっと見える煙突がチャーミングです。
柱材、梁、母屋はヒノキ、床材は米ヒバという針葉樹の木材を使用しました。
組み方は「折置組」という昔ながらの組み方です。柱のホゾが母屋の天端まで突き刺さっていてシンプルで頑丈です。
揺れ防止に火打(柱に付いている斜めの短い材)で補強。火打を全箇所にやると意匠的にうるさくなるので、所々に入れました。
小さいお子様がいらっしゃるので、入り口以外は木の柵で囲いました。
地面から床まで60センチありますので、落ちたら大怪我しちゃいます。
シンプルな柵です。ビスで固定してありますので、必要なくなれば外して開放感のあるデッキにもなります。
着色はキシラデコールのパリサンダ。
最後に階段を作って完成です!
階段の設計で参考になる資料があります。
蹴上寸法(1段の高さ)×2+踏面寸法(奥行)=600mm
この数字に当てはめると、登りやすい階段ができます。
今回は蹴上150mm、踏面300mmなので、ぴったりです。
※建築基準法では一般住宅の場合、蹴上230mm以下、踏面150mm以上になってます。
ウッドデッキは部屋とは違う開放的な空間です。BBQしたり、プールで遊んだり、ブランコやハンモックでそよ風に当たりながらのんびりしたり、、
施主様はテントサウナを満喫したいとのこと。
夢が広がるウッドデッキ、これからもご依頼があれば喜んでお作りいたします。
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